Circumnavigating the world through Human Power while connecting different societies, civilizations and landscapes.

Monday, January 19, 2009

日本語版 (Information in Japanese)

 デメトレ・ケーフェル





『沢山の異なった社会、文化、風景に接しながら、人間の力だけで世界一周』

フランス生まれのアメリカ国民である、デメトレ・ケーフェルは、2005年2月、米国アラスカ州のアンカレッジをスタートし、人間の力だけで世界一周する旅を始めました。

アラスカのウルトラスポーツ、アイディタロッド・インヴィテーショナル・レースに挑戦して、クニック湖からノーム市まで1100マイルを37日かけて自分の足で走破しました。

このレースは、過酷なことで名高いアイディタロッド犬ゾリレースのコースを走破するもので、デメトレは、自分の足でレースを完走した6人目の人物です。

これに続いて、2006年3月に、ゴリアテ探検という名で世界を旅している探検家カール・ブッシュビと共に、デメトレはアラスカのウェールズからロシアのウエレンまで、ベーリング海峡を人間の力だけで横断するという人類初の成功を成し遂げました。




この探検は、流氷の上をトレッキング、スキーをして渡り、そして流氷間を泳いで渡る、14日間、200マイルにも及ぶ過酷なものでした。

このことがきっかけとなり、デメトレは、人間の力だけで世界一周する旅に出ることを決めました。




そして今日まで、六冬、二夏に渡って、11,240キロをアラスカのアンカレッジからモンゴルのカラコルムまで、トレッキング、水泳、スキー、カヌーそして自転車で、アラスカ、ベーリング海峡、極東ロシア、モンゴルを横断してきました。

あるセクションは単独で、あるセクションはイギリス人探検家のカール・ブッシュビと一緒に、またあるセクションはロシアの探検家ニュルグン・エフレモフと一緒に横断し、そしてあるセクションは彼のロシア人妻グルナラ・ケーフェルと共にサイクリングで旅をしました。






そしてデメトレは、2013年8月より西モンゴルのカラコルムからスタートし、中国、カザフスタンなどの国々を通って西アフリカへの、次の旅へと出発します。

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